個別指導塾だと、先生の当たり外れが大きいと聞いたことはありませんか?
先生の人数が多いため、多少の差が生まれるのはしょうがないことです。ですが、せっかく塾講師手として働くなら、外れなんて言われたくないですよね。
今回は塾講師の当たりと外れの違いを見ていきましょう!
目次
ハズレと呼ばれる教師とは
きっと、「この人の授業は分かりにくかった。つまらなかった。」と退屈を経験した先生の授業を思い浮かべたのではないですか?誰にでも、眠くなってしまう授業を経験したことはありますよね。
私は高校時代の日本史の先生がおじいちゃんで、とても声が小さく、お経を聞いているような感覚でした、、、笑 起きようとは思っているのですが、体育の後だったのもあり、いつもウトウトしていました。
見方によって様々ですが、ハズレと呼ばれない授業をするために、気を付けるポイントを確認していきましょう!
授業がわかりにくい
まずは、ハズレの授業とはシンプルに「わかりにくいこと」です。
ただ、わかりにくいと言っても、全てが先生の責任であることもありません。生徒の基礎学力や理解力が低い場合は、誰が指導しても苦労するでしょう。ですが、「わかりにくい」と感じる授業には共通点があります。
それは、先生が一人で話しているだけの授業です。
思い出してみましょう!学校での国語や社会の授業はどうでしたか?「眠たい…退屈だ…」と感じたことがありませんでしたか?これらの科目は先生が話したことをただ板書するだけの授業だったと思います。
聞いているだけの授業ってつまらないんです。さらに言えば、せっかく授業を受けても、生徒の主体性がないと何も覚えていないことが多いんです。
だからこそ、生徒にも考えてもらう・発言してもう機会を作りましょう!伝えることに必死になるのではなく、生徒から答えを聞き出すことも時には必要ですよ!!
・ハズレの授業は先生た一方的に話している。
・生徒自身に考えてもらう機会を作ることが大切
先生がつまらなそうに授業をしている
2つ目は、先生自身がつまらなそうに授業をしていることです。
”つまらなそう”とは、言い換えれば “やる気がない・生徒に興味がない”ことにもなります。生徒が成績を上げるときに、先生の技量や経験は確かに大切です。ですが、それ以前に目の前の生徒の成績をあげようと本気で思っていることが一番大切だと思いませんか?
授業をする側がつまらないと感じている時は、自分の授業に自信を持てなかったり、結果を出せていない場合が多いです。
教師の仕事は決して簡単なことばかりではありません。それでも頑張れるのは、生徒から「ありがとう」と言われたり、結果を残して「やりがい」を感じているからだと思っています。その「やりがい」を持って授業をしてくれている先生が授業を担当してくれるかどうかが、生徒にとっては一番大きいです。
まずは先生が自信を持つこと。そして、自分の授業を先生が楽しいと思えること。この二つができるとき、きっとやりがいを感じる素敵な授業になると思っています。
・ハズレの授業は先生がつまらなそうにしている。
・先生自身が楽しめない授業は、成績を上げる気がない授業になってしまう。
宿題の量を適切に維持できない
先生の役割の一つに「勉強をやらせきること」があります。
塾講師バイトを始めたての頃は、宿題を多くしすぎると可哀想と思い、宿題の量を少なくしてしまう先生が少なからずいます。そんな生徒に同情してしまう先生たちの気持ちもわかります。「無理させて嫌われたくない」「忙しいって言っているから今回だけは、、、」と遠慮してしまうんですよね。
ですが、先生が宿題をきちんと出してあげんないとどうなると思いますか?
結論:先生が宿題を出さないと、家で全く勉強をしなくなる。
勉強が苦手な生徒ほど、家で全く勉強をしません。それこそ、先生がここまでやりなさいと決めてあげないと、何をしていいのか分からない子供は大勢います。
先生の役割は、そんな生徒に最低限の勉強量を確保してあげることです。その場の気持ちを優先させて機嫌を保つことよりも、点数を上げて「やればできる」と思ってもらうことが、保護者から求められていることではないでしょうか?
・先生の役割は勉強をやらせきること
・先生が宿題を出さないと生徒は家で勉強しない。
・その場の気持ちよりも、結果を出して自信をつけさせることの方が大切
アタリの教師になるためには
生徒の成績を本気で上げようと思うこと
まず、アタリと呼ばれる授業をするには、自分が担当する生徒の成績を本気であげようと思えることが重要です。目の前の生徒に興味を持てなければ、頑張り続けることはできません。
まずは、生徒とはたくさん話して、たくさん一緒に笑いましょう!同じ気持ちを共有してきた相手には、自然と情が生まれて、大切にしたいと思うえるようになりますよ!
そして、その機会は先生から意識的に作りにいかなければ訪れることは滅多にありません。(コミュ力がすごい生徒も稀にいますが…)
なので、是非先生から生徒に話しかけに行ってみましょう!!
・生徒の成績を本気で上げたいと思うこと
・そのために、たくさん話し、一緒に笑こと
自分の評判よりも、生徒のためを思うこと
生徒の成績を上げるためには、時には厳しい態度で接しなければならないこともあります。
宿題を忘れてきたり、遅刻や欠席を繰り返してしまう生徒には、言葉を伝えなければいけません。ですが、それは誰にでもできるわけではありません。生徒に嫌われてしまうかもしれないという不安があると、どうしても厳しくできないことがあるのも分かります。
ですが、それで一歩を踏み出さないばかりに、生徒が失敗の経験を積み重ねてしまうことが一番もったいないです。
子供達にとって勉強という場が自分ならやればできると自己肯定を感じさせる大切な場です。そこでの経験が大人になっても強く残っていきます。自分の評判や、生徒に嫌われたくないという想いから、その限られたチャンスを失ってしまうのは本当に勿体無いんです。
勇気がいることだと思いますが、まずは一歩を踏み出してみましょう!
まとめ
塾講師としてやっていく上で大切なものは、生徒の成績を上げようとする想いと、生徒のために時には厳しいこと言える覚悟が必要でした。
どんなスキルや経験よりも、まずは生徒を想う気持ちこそが一番大切なものになります。初めの頃は塾講師として失敗もすると思いますが、コレだけ忘れずに頑張っていれば、きっと素晴らしい先生になれると思います。
まずは、目の前の生徒に関心を向けることから始めていきましょう!