このように思ったことはありませんか?
それこそ学歴に自信がない場合は、誰もが感じる悩みですよね。私も学生時代は塾講師に興味はあっても、一歩を踏み出せずにいました。自分に先生が務まるのか本当に不安でした。
ですが、実際にやってみてみると始める前ほどの不安はなく、楽しく働き続けていました。塾講師は思っているほど、ハードルは高くありません。
これまでの経験も踏まえて、解説していきたいと思います。
目次
塾講師バイトを始めて気づけたこと
塾講師バイトを始める前はこの不安がどこかにありました。自分は学歴がいい人に、勉強で勝てる自信がなかったのです。
ですが、経験を積み気づけたことがあります。『学歴=授業の質』というわけではありません。
学歴に自信がある人のアドバンテージ
学歴に自信のある人は「結果を出すための方法を経験していること」です。
学歴のいい人は、必ず「成功した自信・経験・手段」を持っています。だからこそ、その先生が話す言葉には説得力が生まれます。
そして、並大抵の問題はその場で考え解くことができます。難しい問題をその場ですらすら解いてしまう先生って生徒からすると尊敬の対象ですよね。
これらは学歴がいい人にしか持てないものです。
学歴に自信がない人のアドバンテージ
学歴に自信がない人は「勉強が苦手な生徒の気持ちを心から共感できること」ができます。
学歴に自信がなくても、先生をやりたいと思っているなら「失敗や後悔から伝えたい想い」を抱いていることが多いです。こちらも、経験しているからこその、言葉の重みがあります。
また「どんな言葉を言われたら嫌な思いをするか」「どうして問題が解けないのか」といった気持ちを察することが得意なはずです。
これが学歴に自信がない人でも持てるものです。
指導力に学歴は関係ない
先ほどもお伝えしましたが、『学歴=授業の質』ではありません。
どのような学歴であっても、授業が上手な人は初心者でも生徒から人気がでますし、人に勉強を教えるのが苦手な方は苦戦します。結局はその人のコミュニケーション能力と生徒の成績をあげたいとどの程度で思えるか次第だと思っています。
学歴には「指導力」は含まれていません。自分で勉強することと、他人に勉強を教えることは全く違います。だからこそ、実際に経験を積んでみるしかないでしょう。
なので、「自分に先生が務まるか」を悩むのは後にして、行動してしまうのがオススメです!
塾講師バイトに必要な最低限の学力は?
採用試験で基礎問題が解けること
私たちは、そこで満点をとる学生を探したいわけではありません。生徒に指導ができる最低限の学力があるかどうかを確認するためのものです。なので、満点を取る必要はありません。
ただ、基礎的な問題は正解してほしいと思っています。塾によって採用試験の難易度は様々ですが、試験のレベルはその塾が求めている最低限の学力であることが多いからです。
もし、「自分は頭が悪いから、試験に受かる自信がない・・・」と不安を感じているようなら、その塾の”メインターゲット”と”指導方針”を調べましょう!
- ターゲット:高校生よりも中学生の方が簡単
- 授業形態:集団授業よりも個別授業の方が勉強が苦手な生徒が多い
- 指導方針:受験対策よりも学校の試験対策の方が成長しやすい
- 指導形態:予習型よりも復習型のほうが生徒は理解してくれやすい
学力に自信がなくても、以上のような項目で塾を選んでいくと自分のレベルに適した塾が見つかるかもしれません。そしたら、採用されるハードルがグッと下がること間違いなしです!
自分の学力に自信がない場合は、塾の”メインターゲット”と”指導方針”を調べることがオススメ!
塾のメインターゲット層へ指導ができること
塾によってターゲットにしている生徒が異なります。最低限の学力はそのメイン層への指導ができることです!
ターゲットにしている生徒を知るには、チラシやホームページを見ればわかるので、気になる塾があればチェックしてみましょう!
- 難関校合格を目指す進学塾:学校の学力上位層をターゲットにしている。
- 学校の成績を上げることがメインの塾:テストが40点〜60点くらいの生徒。
- その生徒の学力に合った学年に戻る復習塾:テストが30点以下の生徒。
学力に自信がない場合は、どのような塾で働くかが重要です!塾によって感じられる「やりがい」も異なるため、慎重に選ぶようにしましょう!
最低限の学力は、その塾がターゲットにしている層によって異なる。学力に自信がない場合は進学塾をさけて塾を選ぶことがオススメ!
学力に自信がなくても、採用されるポイント
指導可能な科目数が多いこと
誰にでも、指導する自信がない科目ってありますよね。
私も文系だったので、数学の指導は最初の頃は不安に感じていました。ただ、もし「苦手な科目を指導してほしい!」とお願いされたとき、あなたはなんと答えますか?
習ってない科目や、苦手な科目を無理して指導する必要はないです。その時はハッキリと断りましょう。ですが、もし”ほんの少し予習すれば指導できる ”なら、チャレンジしてみて欲しいです!
特に数学と英語は中学生の中では一番ニーズがある科目になるので、これが指導できるかどうかで、評価は大き変わります。指導が可能な科目が少ないほど、運営側ではコストがかかるため、採用を控えることが多くなります。
指導できない科目はハッキリと断りましょう!ですが、自信がないだけなら、チャレンジできないか考える姿勢を見せると好印象を与えられます!
人と話すことに前向きなこと
教師をする上で生徒とのコミュニケーションが取れることは非常に大切です!
特に学校の試験対策をメインにする塾では、指導する内容は基本的に統一されています。誰が指導しても、同じ内容を指導するとになります。だからこそ「何を教えるかよりも、誰が教えるか」が重要になってきます。
得意である必要はありません。しかし、コミュニケーションに前向きであることが非常に重要です!その意欲さえあれば、先生として採用されてからも、力を伸ばすことができます!
教育は何を教えたか、よりも誰が教えたかが重要になってきます。そのためには、生徒とコミュニケーションをとることが必ず必要になります。決して話すことが得意でなくても、前向きな姿勢を見せらると採用されやすくなります!
責任を持って取り組めること
最後にどのバイトでも同じですが、責任を持って取り組めることが大切です!
Q.例えば、生徒の受験直前のラストの授業を「友達と遊びに行きたいからな・・」という理由で先生がお休みしていたら、あなたはどのように感じますか?
少し無責任だなと感じませんか?誰にでも外せない用事はあると思います。先生たちにもプライベートの時間は大切にしてほしいです。ですが、担当する生徒にとって大切な日は、そちらを優先してあげてほしいと思いませんか?
自分のことも大切ですが、それと同じくらい生徒のことも大切に思ってくれる先生と一緒に働きたいと思っています!
生徒のことを自分と同じように大切に思ってくれる先生と一緒に働きたい!
まとめ
塾講師を始める時に「頭が悪いと採用されないのでは・・・」と不安に感じることはあると思います。
ですが、必要以上に焦る必要はありません!塾によって求められている学力は様々です。もし自信がないようなら、あなたが「これくらいなら!」と自信を持てる範囲で指導できる塾を探しましょう!
そして、学力の他にも先生として大切なことはたくさんあります。今回は一例を紹介しましたが、いかがだったでしょうか?先生として働くことで、あなた自身も共に成長できることが沢山あると思います。
指導者側に立つことで、自分も成長にもつながるととても素敵ですね!