塾講師バイトを始めたいけど、自分に向いているかわからない!と悩まれてることってありませんか?
それこそ、勉強はできるけど、人に教えるのは経験もないから不安を感じることって多いと思います。私もいちばん最初は自分に講師が務まるのかと不安でした。
今回はどんな人が塾講師に向いていてるのか見ていきましょう!
目次
塾講師バイトに適切な5つの特徴
- 自分の経験や想いを誰かのために使いたいと思えるか
- 人の話を聞くことが好きか
- 思い通りにいかないことに根気強く向き合えるか
- 自分の結果と仕事に責任を持てるか
- 笑顔を大切にしているか
自分の経験や想いを誰かのために使いたいと思えるか
生徒に勉強を教えることですよね。ですが、教える内容は誰が指導しても基本的に同じになります。教科書やワークに載っていない公式や問題を扱うことはありません。
それこそ、先生が生徒に伝えたいと思っている経験や想いだと思っています。あなたにも、生徒に伝えたいことがありませんか?
- これまで経験から学んだこと
- 自分の華々しい成功体験
- 上手くいかずに後悔したこと
- 恩師からの言葉や助けてもらった経験 などなど
教師の仕事は生徒に言葉を届けることです。
その内容は生徒を思う言葉ならなんだっていいです。相手に届けたい思いを持って授業ができると、それはあなただけにしか授業になります。
人の話を聞くことが好きか
「人の話を聞ける」とは「人に興味を向けられる」ということです。
先生としてのコミュニケーションは、大学で友人と話すような会話とは違います。そこには、「生徒と信頼関係を築くため」という明確な目的があります。
そのため、自分の話したいことを一方的に話せばいいというわけではありません。生徒の興味・関心に合わせて話題を選び、こちらから寄り添う姿勢を見せることが必要です。
なので、自分の話ができることよりも、相手の話を聞くことができるスキルの方がどんな生徒に対しても生徒に信頼される可能性を高くなります。当然、想いを伝える力も必要なので、両方磨いていけると理想的ですね!
思い通りにいかないことに根気強く向き合えるか
私は後者の方だと考えています。人を通じて結果を出すときほど、思い通りに行かないことが多いです。実際にテストの答案用紙を確認してみると「なんで、これを間違えてしまったのか?」と疑問に思うこともあります。
なかには「どうすれば点数を取らせられるか分からない」と悩むことも出てくるでしょう。自分で試験を受けたわけではないので、原因が見つけられないんです。そんなとき、諦めずに頑張ることができますか?
「点数を取れないのは生徒の責任だから」と割り切ってしまえば、悩むこともありません。ですが、その生徒はずっとできないままです。「上手くいかなくても、生徒のせいにしないこと。」苦しくても、自分にできることは何か考え続けることが大切です。
笑顔を大切にしているか
授業の雰囲気は先生が作るものです。
先生が楽しそうにしていれば明るい雰囲気になり、怒っていれば重い雰囲気になります。基本的に目上の人の態度や言動がその場の空気を作ります。「あなたも部活の先輩やバイトの上司がイライラしていて、気まずく感じたことありませんか?」
そして、先生がつまらなそうにしている授業は、生徒にとって退屈な授業になります。逆に、先生が楽しそうにしている授業は、生徒もそれにあるように前向きの取り組んでくれることが多いです。
だからこそ、笑顔を大切にしましょう。先生が笑顔でいるだけで素敵な授業になります。
塾講師に向いていない人の特徴は
- とにかく稼ぐことを優先したい
- 勉強が苦手な生徒の気持ちに興味がない
- 思い通りにいかないことが嫌い
とにかく稼ぐことを優先したい
塾講師バイトは効率的に稼ぐのには向いていません。
働ける時間は生徒の学校が終わってからになるので、平日は最大5時間ほどでしょう。そのため大学生活と両立させるには「もっと効率よく稼ぎたい!」と思う人もたくさんいると思います。
勉強が苦手な生徒の気持ちに興味がない
生徒には「誰が指導しても成績が上がるタイプ」と「成績を上げるのに人を選ぶタイプ」の2種類がいます。
前者は勉強に前向きで、理解力もある人です。その人は教科書を読めば大体内容がわかるので誰が指導しても成績が上がります。
一方で、後者は勉強が嫌いで、一人で勉強することは難しい人です。教科書を読んでも意味が分からず、机に向かう時間も短くなってしまいます。そのため誰が指導するかによって、その生徒の成績は大きく変わります。
そんな後者の生徒に貢献するには、「どうしてここがわからないんだろう?」と気持ちを持てることが必要です。それがない場合、生徒に寄り添うことができないため、塾講師には向いていないかもしれません。
思い通りにいかないことが嫌い
塾講師は仕事は自分の思い通りにいかないこともあります。
〇〇をしたから、生徒の成績が上がるわけではありません。〇〇をしたから生徒が満足してくれるわけもありません。それは生徒によって異なるし、それに満足するかは相手次第です。
- 自分では頑張っていても、生徒の成績があがらない。
- どんなに丁寧に説明をしても、生徒はわかりにくいと感じている。
- コミュニケーションをとっていても、先生を変えて欲しいといわれる。
こんなことが起きることがあります。それは対人関係で仕事をしているので仕方のないことです。それを受け止められないと、きっと塾講師はつらいでしょう。
塾講師に向いている人の特徴は
- 誰かのためになりたいが強いこと。
- 普段から笑顔を大切にしていること。
誰かのためになりたいという想いが強い人
これがある人と、ない人の差は一目瞭然です。想いがある人は、結果が出なかったときに次にどうすれば良いか考えます。
- 他に自分にできることはなんだろう。
- 何をすればこの生徒のせい成績が上がるのか?
- どんな言葉をかけてあげれば頑張ってくれるのか?
このように考えられる人
特に勉強が苦手な生徒に対しては、上手く教えられず苦しいなと感じることが何度かあります。そんな時に、「誰かのために」と思えるいるかどうかで、結果の残し方が変わります。
これは学歴以上に大切にしたいことです。
普段から笑顔を大切に
私は「先生がつまらなそうにしている授業が、いちばん成績が上がらない」と思っています。
もちろん、経験が浅くて指導が未熟だったり、相性が合わない授業もあると思います。それでも、先生自身が授業を楽しみ、成績を上げようと思っていれば、得られるものは必ずあります。ですが、先生のやる気のない授業からは何も得ることができません。モチベーションを失うだけです。
だからこそ、普段から笑顔でいることを大切にしているかは重要です。疲れていても、とっさに出る表情が暗いのか、明るいのかで生徒に与える印象は大きく変わってきます。
その場で取り繕うだけの表情では、苦しい時にまで維持できません。常日頃の振る舞いにかかっています。