塾講師バイトに落ちてしまう人には共通している原因があります。
Q:不採用になってしまう原因はなんでしょう?
A:「子供や保護者に不信感を与えてしまうかもしれない」と感じられてしまうことです。
塾講師は他のアルバイトより「責任」が伴います。だからこそ、その人から「信頼」を感じ取れるかどうかの1点がとても重要になります。ただ、信頼を感じてもらう要素もいろいろありますよね。
ここでは、塾講師バイトで落ちないために面接官に信用される方法をお伝えしていきます。
目次
塾講師バイトに落ちた原因(不信感)
塾講師にとって「信頼されること」は何よりも大切です。だからこそ、塾講師バイトで落ちてしまった原因が「不信感を抱かれたこと」である場合が一番多いです。
だからこそ、採用面接では「生徒の前に立たせて大丈夫だ!」と思ってもらえるように振る舞っていきましょう!
身だしなみを整える
相手からの「信用」は第一印象で8割決まります。
採用面接の時間は採用試験も併せて60分ほど。その短い時間で面接官から信用してもらうには、第一印象で減点されないことです。はじめから減点されてしまうと、途中からコミュ力と学力で印象を覆すのはかなり難しくなってしまいます。
だからこそ、
- 服装(ジーンズ・パーカー・華美な格好は控えておこう!)
- 髪型(特に男性は金髪や長髪でいくとそれだけでNGかも。)
- 爪や髭(清潔感を与えれるように綺麗にしておこう!)
- 匂い(生徒との距離が近いからこそ、強い香水には注意!)
- アクセサリー(ピアス・ネックレスはNGな塾も多いので、つけすぎないで!)
を意識してから面接に挑むようにしましょう。このなかのどれか1つでも当てはなっていると、一発で不採用と思われてしまうかも。
表情・姿勢・声色に気をつけること
塾講師バイトで不採用になる原因に「圧迫感を感じる」ことが挙げられます。それこそ、最近の子供達は相手の感情に敏感です。些細なことでもパワハラだと訴えてしまうことがあります。だからこそ、「安心感を与えられる人」であることが重要です。
Q:圧迫感ってどういう人から感じられますか?
A:姿勢が悪く、声のトーンが低くて、表情が硬い人から感じられますよね。
あなたの周りにも、どんなときでも不機嫌に見える人がいませんでしたか?その人たちは、この3つのどれかが、もしくは全てが当てはまっていませんか?あなたが話しかけにくいと感じる人が、圧迫感のある人です。
だからこそ、面接では緊張していても硬くなりすぎないようにしましょう!姿勢を正し、笑顔で、いつもより声のトーンは明るく振る舞うことであなたの採用率はグッと高まります。
話し方は丁寧に
塾講師の仕事の9割はコミュニケーションです。
だからこそ、話し方はとても大切です!特に先生として働いてもらうからには「敬語が正しく使えること」「乱暴な言葉や極端なネガティブワードを使わないこと」の2点は必要です。
- 語尾に気をつける。(〜です。〜します。と語尾を丁寧にすること。)
- 一人称で「俺」を使わない
- ウザイ・最悪といったネガティブな言い回しを避けること
当たり前に思えるかもしれませんが、これができていない学生さんは何人もいらっしゃります。特に緊張している場面では普段から使っている言葉遣いが出てしまうことがあるので、日頃から言葉遣いには気をつけておきましょう!
塾講師バイトで落ちた原因(学力・コミュ力・不一致)
塾講師は「成績を上げること・合格させること」と明確な結果が求められるお仕事です。
基本的なアルバイトの場合、ここまで結果を求められることはありません。コンビニや居酒屋バイトで「今日は〇〇円の利益を出せ!」と言われることはないですよね。
塾講師バイトは時間だけではなく、能力も求められているからこそ、不採用になる可能性は他のアルバイトより高くなっています。
採用テストで点数が取れない
どこの塾でも面接時に採用テストがあります。
Q:どれくらい点数が合格ラインでしょうか?
A:「半分以上の問題が正解できること」です。
採用試験のレベルは、その塾がターゲットに設定している生徒の学力に合わせて作られています。そのため、試験が全く解けないとなると、授業を任せることは難しいと判断してしまいます。
結果を求めらる仕事だからこそ、塾側が設定している最低限の学力は必要です。それを聞いて、「採用試験に合格できないかも」と不安を感じてしまった方は、こちらの記事で「学力よりも重視しているもの」を解説しているので、よければご覧ください!
コミュニケーション能力が心配
先ほども述べましたが、塾講師の仕事の9割はコミュニケーションです。生徒との会話ができないと、先生として採用しても途中で心が折れてしまう場合がほとんどです。
Q:どうしてコミュニケーションが大切だと思いますか?
A:「結果を残すには「信頼関係」を築くことが大切だから。」です。
どんなに学歴が優秀でも、どんなに塾講師としての経験が長くても、生徒と信頼関係が築けない講師は、個別指導の塾では結果を出すことができません。
コミュニケーションを取らなくても成績が上がる生徒は、生徒自身にモチベーションがあり、頑張れる生徒に限ります。それ以外の「勉強が嫌いだな」と思っている生徒に淡々と授業をしても上手くいくでしょうか?
これまでも学歴は優秀だが、コミュニケーションが苦手で挫折してしまった方を何人も見てきました。だからこそ、コミュニケーションができることは必要な力だと考えています。
塾と先生の目的が一致しない
塾にも多様な種類があります。ザッと分けると主には3つです。
- 難関校合格を目指す塾
- 学校の試験で成績を上げる塾
- 基礎学力が固め直す塾
あなたが指導したい生徒は何を目標にしている生徒ですか?
勉強が好きな生徒をより伸ばすのか、苦手な生徒を平均まであげていくのか。それは塾によって方針が変わっていきます。近いからという理由だけで塾講師バイトを選ぼうとしている場合、あなたのニーズと塾側のニーズが一致しない場合があります。
申し込む前に、必ず自分がやりたいことが何か振り返ってから決めていきましょう!
面接の際にアピールすること
あなたがどんなに優秀でも、その塾の先生需要が間に合っている場合、不採用になってしまう場合があります。そんなとき、何もできずないのはいやですよね。
だからこそ、諦めずに最後までアピールしていきましょう!!
指導可能科目が多いことをアピール
結論:指導が可能な科目が多いほど魅力的!
指導できない科目を無理に指導する必要はありません。そこは自分ができる範囲で十分です。しかし、指導できる科目があまりにも少ない場合、採用するメリットが少なくなってしまいます。
特に個別指導では指導できる科目数が多いほど、担当してもらえる生徒が多くなります。そのため、科目数は多ければ多いほどアドバンテージになります。
なので、今は自信がなくても、予習すれば指導できる科目があるならそこは積極的にアピールしていきましょう!「頑張ります!」と言ってくれる先生の方が好印象を与えられます。
まとめ
塾講師バイトの採用面接で落ちてしまう原因を解説してきました。
学力やコミュ力をすぐに向上するのは難しいかもしれませんが、身だしなみを整えて第一印象を良くすることは可能です!少しでも好印象を与え、採用されるチャンスを増やしてみませんか?
塾講師は「時間」だけではなく、「能力」が求められる仕事だからこそ、この仕事でしか味わえない魅力があります。もし、塾講師に興味があり、チャレンジしたいという方は今回の内容を押さえて面接してみてください!