いつも生徒に向き合ってくれてありがとうございます。
授業をしていて、どうしても生徒にイライラしてしまうことありませんか?それを態度に出してしまうと、失敗したなぁ・・・と後悔しますよね。
ちなみに、私も何度もそういった経験があります・・・
分かっているつもりでも、余裕がなかったりすると難しいですよね。なんでイライラしてしまうのか?その原因も含め見ていきましょう!
目次
生徒にイライラしてしまったこと
イライラしてしまうときって、こんな感じが多くないですか?
- 簡単な問題なのに、何度教えてもわかってくれない。
- どんなに熱心に教えても、生徒が諦めていている。
- 生徒にやる気がなく、反抗的な態度をとってくる。
どれもイライラしてしまう気持ちはすごくわかります。
まずはどの場面でも共通する対処法を考えていきましょう!
生徒とコミュニケーションをとる
イライラする原因にその生徒と仲良くないことがありませんか?
例えば、
- 「今日は試合で大活躍したんだよ!!」と楽しそうに話してくる生徒
- 普段から無口で何を考えているかわかりにくい生徒
どちらにイライラしそうですか?
普段からコミュニケーションの量でイライラする頻度は変わってきます。仲のいい生徒ほど、情も湧き親身に指導しますよね。
他の先生から紹介してもうこと
その生徒との出会い方も意外と大切です。
お互い初対面だからこそ、自分が慕っている先生から生徒を紹介されると、それだけで、その生徒は特別な生徒に見えてきます。
- あの人が指導していた生徒なんだから、丁寧に指導しなきゃ
- あの人より授業が下手だなって思われたくないな
このように思いませんか?
生徒をあなたにとって少し特別な存在にできると、イライラとした気持ちを持ちにくくなります。
保護者の言葉を聴くこと
塾によっては機会がないかも知れませんが、保護者の言葉と聞くことも大切です。
生徒はその親御さんにとっては大切な子供です。
その親があなたを信頼して、任せてくれているのだと思うと特別な存在になります。
それこそ、親の顔が思い浮かび「いつもありがとうございます」と言われていると、その思いに応えなくてはと義務感も生まれますよね。
先生に紹介してもらうと同じですが、その生徒を取り囲む人間関係に目を向けることができると、自然と大切に思う気持ちが増えてきます。
簡単な問題なのに、何度教えてもわかってくれない
これでイライラしてしまった人が一番多い気がします。特に勉強が得意で、優秀な人ほど感じやすい悩みですよね。
「何度言ったらわかるの?」
こう思ってしまう気持ちはよくわかります。自分が簡潔でわかりやすい指導ができるていると思うと尚更感じますよね。
基準を揃える
あなたはとても優秀です。先生として子供に授業ができるあなたはとても優秀です。
きっと長い時間をかけて自分を磨いてきたんですよね。
ただ、そんなあなたが自分の基準で生徒に授業をしてしまうと、生徒はついて来れない時があります。背伸びしても届かない基準で、授業を何度聞いてもわかりません。
まずは、相手のことをよく知り、互いに基準を合わせましょう!
事前に情報を集める
チェックするポイントはいくつかあります。
- あなたが担当する生徒は前回のテストは何点でしたか?
- 生徒は何点取ることを目標にしていますか?
- 試験のレベルは演習させる問題で対応できますか?
- 以前に指導していた先生は、その生徒の授業で困ったことはありましたか?
この辺りを事前に知っておくと、良いでしょう!
理想は100点を取ることですが、いきなりそのレベルまで上げていくことは難しいでしょう。
「その子にとって達成できるレベルは何点取れることなのか」
その基準を生徒と一緒に擦り合わせていきましょう!
どんなに熱心に教えても、生徒が諦めていている
先生は成績を上げようと思っているのに、生徒にその気がない場合ってありますよね。そんな生徒にイライラしてしまう気持ちはよくわかります。
ですが、それは生徒だけが悪いわけではありません。
- 何度も挑戦して上手くいかなった
- 自分にはできないと諦めてしまっている
- 誰からも期待されずに過ごしてきた
- 成長する機会を学校からも家庭からも与えられなかった
これらの理由が考えられませんか?
生徒がやる気を無くしてしまっている原因は「やればできる」と思える経験をさせられなかったせいでもあります。
そして、そんな子供を変えられる最後のチャンスあなたが持っているのかもしれません。そう思うと、そのチャンスを掴んでみようと思いませんか?
先生の中での最低限の目標を決める
やる気のない生徒に高すぎる目標を設定しても、お互いに苦しいだけです。
先生は「少なくとも何点までは絶対に取らせる!」という目標を決めましょう。
大きすぎる目標は、無意識に大きな期待を抱いてしまいます。過度な期待はイライラの元になります。
まずは、本人も先生もクリアできると思える目標から達成していきましょう!
先生のペースに巻き込むこと
生徒のやる気のなさは無視しましょう!
それに付き合っていると、いつまで経っても始められません。
なので、無視です!
そんなことを気にせずに、先生は楽しく授業を進めましょう!!
こっちのペースに巻き込んでいく作戦です。
「え〜面倒臭い・・・」て言ってくる生徒は置いておきて、「はい!次の答えは何になる?」とどんどん質問を投げかけていきましょう!これが意外と効果出るんです!!
解ける問題から始めよう
人は『やる気がないからできない』のではなく、『できないからやる気が起きない』のです。この順番を逆にして考えては、生徒の気持ちは引き出せんません。
だから、全くやる気がない子には、これなら簡単に解けると思える問題を与えましょう!!1時間かかる問題に取り組むより、10分で終わる問題の方がやる気出ますよね?
やる気がない子に背伸びをさせてもしょうがないです!
頑張らなくても解ける問題で「いけるじゃん!!」と経験を積ませて自信をつけさせましょう!!
まとめ
いかがだったでしょうか?
全くイライラしないのも難しいですよね。
ただ、先生がイライラした状態で授業をしてもいいことはありません。きっと信頼を失うだけです。
まずは、目の前の生徒をあなたにとっての特別な生徒にすることです!コミュニーションでも、紹介してもうでもいいです。
とにかく、相手のことを知り仲良くなりましょう!!それが、イライラを感じずに働く第一歩です。