・生徒が言うこと聞いてくれないこと
・教えることが大変なこと
・労働時間が長いこと
他にも色々ありますよね。
それらは塾講師が、、というより教育業の全てに共通する悩みだと思います。子供を育てるのって、やりがいのある仕事だけど、同時にとても大変な仕事ですよね。
好きだけど、ずっとは続けられない・・・
そんなふうに感じることも多くないですか?ここでは、そんな方に少しでも楽しく働いてもらえるように、ストレスへの対処法をお伝えできればと思います!
この仕事でのストレスを減らす最も効果的な方法
目次
ストレスの原因と対処法
労働時間が長い
塾講師をやっていて、一番ストレスが溜まるのはここですよね。
授業時間だけでなく、授業の予習や授業後の報告などやらなければならいことは意外と多いです。予習の時間などは給料が発生しないため、効率が悪いなと感じることもあると思います。
だからこそ、ストレスを減らすためには、この仕事が「楽しい!!」と思えるかが重要です!
・生徒の成績を上げたときに感じるかもしれない。
・生徒が「なるほどね!」と納得してくれるときかもしれない。
どんなことでもいいです!この仕事をしていて、お金以外の価値を見出せるかどうかではないでしょうか?実際に、私も笑顔で授業ができるようになってから、疲れを感じることは少なくなりました。
少なくとも「仕事に行きたくない」と感じることは随分と減りました。それだけ、この仕事が好きだ!と思えたらからこそ、続けていくことができたのです。
好きになるにはできることを増やすしかない
仕事を好きになるためには、結果を出せることが必要です。
どんなにこの仕事に憧れを持っていても、結果が出なければいつか心が折れてしまいます。
例えば、多くの人は受験に合格させることにやりがいを感じますよね。ですが、それを味わえるのは1年に1回だけです。それまでは、ひたすらに注ぎ込むことしかできません。この仕事を1年間続けていかないと、達成感を味わえることも少ないでしょう・・・
だからこそ、自分の授業に自分なりの価値を見出せることが必要です。
自分にはこんな授業ができる。それで生徒が納得してくれる。楽しんでくれる。「だから仕事が楽しい!」と思えるのです!
そこには、主観的な達成感だけではなく、生徒の表情を見て直接感じ取れるものがあるからこそですよね。自分より優れている人はたくさんいても、目の前の生徒を喜ばせているのは、あなたの授業だけです。
それには、他のどんなすごい人にもできない、あなただけの価値になるのではないでしょうか?
自分の授業で何を磨いていくか
先生によって授業スタイルには違いがあると思います。
- わかりやすい授業をすることに自信がある人もいますよね?
- 楽しい授業をすることは、誰にも負けないと思っている人もいますよね?
今はまだなくても、「これから磨いていけば武器にできるもの」がありませんか?
想像してみてください。
「どんな授業をしている自分がカッコいいですか?」他の人にはできないあんただけの授業がきっとあるはずです。それが、あなたのアイデンティティになり、プライドになります。
その武器を自分で見つけた瞬間から、この仕事は他のアルバイトでは経験できない、塾講師ならではの「やりがい」に繋がるのではないでしょうか?
できることが増えるから、やりがいが持てる
「自分にはこれができる!!」
そう思えるものがあるかどうかで、仕事への楽しさは大きく変わっていきます。それは、自分の力が誰かのためになっていると実感できるからです。ここまで、じかに相手の反応を感じられる仕事は滅多にありません。
自分のアクションが、相手にどのように届けられたのか。その場でそれを感じることができるから「また頑張ろう」と思えます。そして、それは自分も成長できているという満足感にもつながります。
だからこそ、まずは自分の授業のどこに誇りに持ちたいのかを考えましょう!
そして、それが結果に出るまでは試行錯誤を続けていくしかありません。
あなたの授業はあなたにしかできないものです。そして、他の人の授業はその人にしかできないものです。参考にできる部分はあっても、最終的には自分の中で形にさせていくしかありません。
それまでは、きっとツラい時期が続きます。成長している途中は大変だと感じることも多いです。だからこそ、それを乗り越えたときに何者にも変えられない価値にきっとなると思います!
今すぐにできること
まずは、自分の目標を明確にすることです!
- あなたはどんな自分になりたいですか?
- 何ができれば、自分だけの授業が形になりますか?
終わりを思い浮かべることが始めましょう!それこそ「この仕事を一生続けていこう!」と思っていないなら、先生でいられる期間は本当に一瞬です。
1週間や1ヶ月で実現できるものではないでしょう。忘れてしまっても、どうなりたいのかを思い出せるように書き出しましょう!ツラい時ほど、自分がどうなりたかったのかを振り返る余裕がありません。
そんな時間が長いからこそ、自分の中でゴールを決めておきましょう!
私は「自分だから生徒の成績が上がった」と思える自信を持ちたかった。
結果を出して、自分にはこれができると誇れるものが欲しかった。
だからこそ、指導の仕方にはずっと悩んでいました。
どうすれば、この子の成績は上がるのだろう・・・
私は個別指導の塾だったので、学校の定期テストが一つの指標になります。
そこで、テスト後には必ず自分の授業の振り返りを行いました。
・学校の問題用紙と生徒の解答用紙を見比べて、何ができなかったのか。
・宿題の量や勉強計画は適切だったのか。
・テスト問題は何から出典されてされているのか。
それらから、次の試験までに何を目標にするのかを考えました。
生徒とも次の試験までにやりたいことを話し合い、試験に臨むようにしました。
最初はうまくいかないことばかりで、落ち込むことも多かったです。
それでも、試行錯誤を続けるうちに結果を残せるようになりました。
生徒の喜ぶ姿や成長する瞬間に立ち会えることで、この仕事を続けていこうと思えました。
できることを増やすことで、そういった経験をするチャンスが増えてきます。
まとめ
塾講師をしていてツラいと感じることはよくありますよね。
辞めたいなと感じることもあると思います。
だからこそ、自分が原点に立ち帰れるように「なりたい自分」を決めましょう!
誰にでも、あなたにしかできないことがあるはずです。
そのあなただけの強みにできるものを見つけて、磨いていきましょう!
最初はうまくいかないことが多いかもしれません。
それでも、その先には「あなただけのやりがい」が見つかるはずです。
そして、そのやりがいを持てれば「この仕事が楽しい!」と思える瞬間も増えてきます。
仕事でのストレスを減らす根本的な解決策は、仕事でできることを増やすことだと思います。